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花火はドン、と勢いよく広がるけれど、
散らばった火の粉が消えていく様子はとても儚くて、
でも儚いからこそ人の瞳には美しい花に見えるんだと思うの。
「そうでしょ?神田」
「・・・・・・・・・・・・」
通りかかっただけの神田にリナリーは大真面目な顔をして聴く。
唐突な問いに神田は何を言えばいいのかわからずに居た。
「花火、今みんなでやってるのよ」
多分コムイが提案したのだろう。
リナリーは金魚柄の薄い桃色の浴衣を着ていた。
黒い髪を頭の上のほうで一つにまとめてある。
少し間を取るとリナリーは話を続けた。
「花火って空の高いところで一瞬だけ強く、大きくなってそのあとぼたぼたと零れていくでしょ」
「あぁ」
人はね、それを自分の理想と重ねているのよ、きっと。
キラキラとずっと輝いているのも良いかもしれない。
だけどそれはすごく難しいことだから、
だからせめて、人生で一度だけでも輝いていたい。
終わりがあるから、綺麗に見えるのよ。
「神田、私は綺麗になれるのかな」
「どうだろうな」
神田が無愛想に返すとなによ、と頬を膨らませた。
花が散っていく姿はとても儚くて
いつまでも、理想を求めて。
「神田、行ってらっしゃい」
いつものように、任務に向かう神田に手を振り見送った。
神田からは返事は無い。無愛想な人だから。
今回の神田の任務は長期に亘り、その分難しいものだった。
心配だけど大丈夫。神田は生きて帰ってくる。
そう自分に言い聞かせ私は仕事に戻った。
「ッ逃げるぞ!」
「え?あ、神田」
「待つさ!ユウ、リナリー!」
仮死状態の私のまぶたの裏にうつったのは幼いころの夢だった。
鬼ごっこをしていて、ラビに捕まりそうになった私の手をとって神田は一緒に逃げてくれた。
楽しくて、楽しくて、陽が沈むまでやっていたような気がする。
そんな夢は朝起きても、私の頭に焼き付いて離れなかった。
すごく、懐かしい夢。
あのころは普通に手を繋いでいた。
だけど今はもう、手は繋がない。
(そうだ、神田が帰ってきたらこの夢のことを話そう)
その夢を見てから2ヶ月が過ぎたころ、神田が帰ってきた。
帰ってきた神田は冷たくて、ぴくりとも動かなかった。
冷たい、動かない=死
そんな方程式が頭の中でぐるぐる回る。
「うそ・・・」
神田は生きて帰ってくると思っていた。
また、お帰りと言って、ただいまと返してもらえると思っていた。
だけど神田は全身ボロボロで、冷たくって、息もしてない。
(もう神田の声を聞くことはできないの?)
(ねぇ、神田)
(聞いて)
(もう一度、手を繋ぎたいの)
(あのころみたいに、笑いながら一緒に歩こうよ)
「・・・―――――――――神田・・・」
手を繋いで一緒に居た夢も もう君に話せない。
(神田、私をおいて死なないで)
「神田・・・私ね、本当は悪い女なのよ」
教団の人はみんな家族。
命を懸けてでも守らなきゃいけない。
今までそういってきた。
「だけどね」
あなたといると
「此処から逃げ出してしまいたくなるの」
戦争のことなんか忘れて
普通の女の子として
「神田と、幸せに、平和に暮らしていたくなるの」
家族より、あなたと笑っていたくなるの
だから
そんな私は
「ずるくて悪い女なの」
それでも貴方は私を好きと言ってくれますか
まずはベタなネタからww
沖田と喧嘩した。
いつものじゃれあいみたいなケンカじゃなくて、
心が噛み合わなくて起きた喧嘩。
一週間会わないでいると
なんだか胸にポッカリと穴が開いてるような感覚になった。
やっと気づいた。
いつも『キライ』とか言ってたけど
ホントは沖田のこと『スキ』だったんだ。
明日、公園に行って、アイツに謝ろう。
素直に『ごめん』って言うんだ。
そしたらこの胸の穴は塞がるから。
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