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「オラーてめーら席つけー」
チャイムが鳴り、銀八が気だるそうに教室に入ってきた。
それまで騒がしかった3zの教室は静かになり、生徒は席についた。
「じゃ授業はじめっぞー」
そう言ってジャンプを開く銀八に新八が教科書開けよっとツッコミを入れた。
すると銀八はんだよ冗談だっつーの、とブツブツと言いながら今度はちゃんと教科書を開き黒板に文字を書き始めた。
「てめーらちゃんと聞いとけー」
チョークをおいて生徒に黒板が見えるように退いた。
黒板には『レポート作成〈糖分の必要性について〉今週 〆切」と書かれていた。
「あー、まともに授業すんのがかったりーので、今週の授業は糖分についてレポートという形で思う存分語ってもらいたいっつーか、
もう自分で勝手に作っててもらいたいなーってカンジです」
銀八が長々とした文章を言い終わると、教室の中がうるさくなった。
なんだよコレー、と文句が飛び交う。
「お前らの糖分への愛情が俺の心に届いたら国語の成績オール5にしてやる」
途端にブーイングは途絶えた。
それだったら・・・、と生徒は静かになる。
そんな中、土方が手を上げ立ち上がった。
「せんせーい、〈糖分の必要性について〉は無いと思います。授業すんのが面倒だからレポート、ていうのは別にいいけど
せめて〈地球温暖化について〉とか、もう少しまともなのにしてくれませんか」
「あー、それ無理・・・あれ」
銀八が土方のほうを向いて、何かに気づいたようだ。
「そういえば沖田君居なくね?え?またサボり?ちょ、コレで32回連続じゃん」
授業開始12分、ようやく気づいた銀八に生徒は心の中でえ?今更?とツッコミを入れた。
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